中小企業診断士に向いている人の特徴3つ【成功に必要なスキルも解説】
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中小企業診断士は他の士業と性質が異なる国家資格です。法律で守られた独占業務がなく、仕事の自由度が非常に大きいからです。
そのため試験勉強を始める前に「自分は中小企業診断士に向いてるのだろうか?」という悩みを抱く方が多いです。
この記事では中小企業診断士二次試験に特化した個別指導塾を運営する私が「中小企業診断士に向いている人の特徴」を話します。
自分が中小企業診断士に向いているのか分からず悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
中小企業診断士試験に効率よく合格する勉強法を知りたい方は、本記事を読んだ後に以下の記事も読んでいただけると理解が深まるかと思います。
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中小企業診断士に向いている人の特徴3つ
私の経験上、以下の特徴を持つ人は中小企業診断士に向いています。
- 創造的な仕事が好きな人
- 数字で物事を考えるのが好きな人
- 人と関わることが好きな人
創造的な仕事が好きな人
決まった仕事を正しくこなすのは退屈。それよりも白いキャンバスに絵を描くように、イチから作業を積み上げることが好きな人は、中小企業診断士に向いています。
なぜならコンサルティングの仕事は、1つ1つクライアントが求めるものや解決すべき課題が異なり、日々、新しいことに挑戦し続ける仕事だからです。
数字で物事を考えるのが好きな人
経営コンサルタントは数字に強い必要があります。というのも「何となくこう思います」と助言して納得するクライアントはいないからです。
経営者には意外と感性のままに行動する人も多いです。ビジネスの世界では、色々と理屈をこねるより行動力が大事ということでしょう。
しかし感性だけで経営は成り立ちません。数字で物事を考え、論理的な助言を行うことが中小企業診断士には求められています。
人と関わることが好きな人
中小企業診断士は他人と関わることが好きな人にも合った仕事です。
経営コンサルタントは、クライアントだけでなく、その取引先やサプライヤー、行政・金融機関の担当者など様々なステークホルダーとコミュニケーションを取る必要がある仕事だからです。
中小企業診断士が成功するために必要なスキル4つ
中小企業診断士として独立し、継続してお仕事をいただくには以下のスキルが必要です。
- 体力
- ホスピタリティ
- 実務能力
- 専門領域の知識・経験
体力
まず体力が重要です。コンサルティング業は繁忙期は相当なハードワークを強いられる世界だからです。
コンサルタントとして高いパフォーマンスを発揮できるよう、食事・睡眠・運動など仕事以外の部分にも気を遣い、体力をつけておく必要があります。
ホスピタリティ
コンサルティングはサービス業です。クライアントにとって、弁護士や公認会計士は「先生」ですが、経営コンサルタントは「業者」です。
クライアントへの価値提供を第一に、謙虚に全力で尽くすくらいのスタンスで良いです。
実務能力
口先だけのコンサルタントは、絶対に切られます。実務を速く、高い品質で遂行することが成功の絶対条件です。具体的には以下のようなスキルが必要です。
- 論理的思考
- 仮説思考
- データ分析(Excel)
- 資料作成(Word、PowerPoint)
- ファシリテーション
- 課題管理
- プロジェクト管理
専門領域の知識・経験
自分が専門とする領域の深い知識や経験が必要になります。定型作業がAIに置き換えられると言われる現代、生身の経験は高い価値を発揮します。
常に最新の知識を学び続ける姿勢も必要です。
中小企業診断士に向いている人の特徴に関するまとめ
今回は私の経験から、中小企業診断士に向いている人の特徴や、中小企業診断士に求められるスキルを紹介しました。
中小企業診断士は仕事の幅が広く、ご自身のビジネス経験を活かしてクライアントに貢献できる、やりがいのある仕事です。
最近(2019年以降)は、中小企業診断士を増やしたい国の意向もあり、以前よりは合格しやすくなっています。興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
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